毎日書かないが「日記」
2009年9月30日からこのホームページに併設した形で「中西康夫の日記帳」を開設いたしましたので、このセクションを閉鎖させていただきます。そこではかなり活発に更新しておりますので、よろしくお願いいたします。
2012.01.17
ここは次に書くためのスペースだよ。 
プロ野球、合併? 1リーグ制? オーナーたちの発言はまるで内部告発者保護法違反? 
 
 突如プロ野球界に吹き荒れてきたパ・リーグ球団の合併、さらに1リーグ制への移行話は止まるところを知らない。この話は、今のところ完全な経営者側の論理で進行し、コミッショナーはいないも同然、しかも、彼らの言いたい放題である。はっきり言って、経営者側が自分たちのやりたい放題にやる、こんなプロ野球などはなくても結構である。また、そんな経営者などにやりこめられ、ほとんど実質的に抵抗できそうもない選手側もまた無能である。いつまでもそんな風にやりこめられてばかりいては、「野球馬鹿」のそしりを免れないであろう。
 私はいろんな時に、日本のスポーツ選手特に野球選手には社会性が全くない、と言い続けてきたつもりである。社会的人間としてのスポーツ選手として野球選手がこれまで活動できていれば、今回のような事態にはならなかったであろう。メジャーリーグの選手たちはストライキ(それが失敗だと言われても)などを通じて社会性を発揮し、その上で野球界一体となった改革を進めつつ現在に至っている。メジャーリーグにも様々な問題があるようであるが、日本のようにどうにもならないということではなさそうである。
 現在、合併話に反論、あるいは反対を表明した選手たちに向かって、経営者側は、「反対する選手はプロテクトしない」、あるいは「・・・選手ごときが・・・」などのきわめて悪質な言動を繰り返している。未だ制定されてはいないが、最近話題になっている「内部告発者保護法」のことを思い出させる。事態は一緒ではないが、経営者側が、自分に気に入らない発言などをする部下ー選手ーを冷遇あるいは解雇するようなことを許さない、とするこの法律が問題になっていることを何もわかっていない経営者たちである。日本の経営者(特にプロ野球の)はどうしでこれほど社会性に欠けているのであろうか。選手側と一緒である。だから、優れた選手はメジャーに出てゆくのである。優れた成績を残した選手だけが(つまり長年働いた選手だけが)日本を出る資格を得るのである。日本にはどうしてこうも人材がいないのであろうか?本当に、あらゆるところに人材がいないのである。これでは日本沈没である。
2004.07.10
2004.05.11
2004.04.18