W杯−2、敗戦責任についての報道
 読売新聞に、6月21日フランス発、伊藤高昭記者の記事があった。「プロの監督として、一次リーグを突破できなかったら、責任をとる」との岡田監督の発言を、「当然の判断だろう。プロの監督として、結果に責任を持つのは当たり前で、驚くことは何もない」との報道である。実に冷徹な見方である。それでよいと私は思う。
 もっと言えば、民放は一部を除けばJ−リーグの人気が少し低迷し始めた途端に試合の放送を極端に減らしてきたのである。そしてより視聴率の高いプロ野球の巨人戦に戻っていったのである。長い年月を費やして育ってきたプロ野球と比較すること自体が間違っている。しょせん民放には息長くJ−リーグを育てようなんてことは更々なく、ただ経済の論理に流されているだけのようにみえてしまう。その意味で、衛星放送に偏っているとはいえ、NHKには育てようとの意志はみえる。とにかく、今回のW杯の報道を、あれやこれやの感慨を持ってみている。(1998年6月24日)